女性で起業をめざすなら必見!現実的か?手順・確認すべきポイントまとめ
もしも起業するならと考えている女性へ、どんな夢が描けるのか、考えて見たくありませんか?
また、現実的にはどんな手順を踏むと実現できるのか整理し、一歩を踏み出せるように一緒に考えてみませんか?
どうして起業したいのか?
まずはじめに
自分の好きなことをして活き活きとした暮らしがしたい。もっと収入を得たい。
社長になりたい。有名になりたい。社会に役立ちたい。・・・
どの部分が、「自分の潜在意識が一番求めていることなのか」自分に繰り返し問いかけましょう。
時間の経過や具体的にプランを組み立てていく中で、変化ってあると思います。
そして、めざすものによって、事業計画も変化させていかなければなりません。
起業家に向いているとは?
すばり、自立できる人と考えます。自分で勉強したり、調べたり、そして判断ができないと難しいのではと考えています。
そして、責任は自分にあり、と覚悟がある人。
そうでない人は考えるべきではないと思います。
起業の種類:タイプ・スタイルからどの方向の起業をするかを考える
それでは、具体的に起業といっても、どんなスタイルがあるのでしょう
タイプ別
1.自立タイプ・・・むりせず、自分でできる好きなことで独立する
「身の丈起業」はじめるならスモール事業から
カフェやお店(商品販売)、民泊施設など好きなことから起業を考える。
ポイント!①リスクをできるだけ減らす ②あまりお金をかけない
2.副業タイプ
「年金」+起業の収入・・・たとえば中小企業診断士、FPの資格を活かし月に数回派遣されて働くなどプラスアルファとして働く。〇〇教室などこれまでの専門性を活かす
「給与」+起業の収入・・・今流行の?インターネットを使った副業、土日だけのアルバイトなど小さな仕事を組み合わせる
3.世のため・人のためタイプ
社会問題解決に取り組み本格的に事業を起こす・・・NPO法人、一般社団法人や株式会社
前日、前々日に高齢者の現状をまとめてみたのも、この社会問題にとりくむことができるだろうかという問題意識からである。ここをやるためには、しっかり「社会問題」の分析をしておく必要がある。
社会問題いろいろ【高齢者介護、貧困、街づくり、買い物難民、農業、文化継承、環境問題、雇用、国際交流、食料自給率、教育格差、医療、子育て など】
スタイル別
①事務所・店舗型 ②在宅型 ③出向き・出張型
物販であれば、最近ではネットで店舗を構えることも可能となりました。また、コンサル業でもホームページで事務所を開き、相談や研修では出向いていくという形式もあり、同じ業種でも、有店舗、無店舗(在宅型・出向き型)なのかを考える必要があります。
のちのち会社の登記などで必要になります。
起業のメリット・デメリットを考える
<メリット>
自分で決断できる
自分のペースで仕事ができる。時間に縛られない自由な働き方ができる。
自分の手柄は自分のもの!実績はすべて自分の判断、行動の結果として数字として表れる。
自分の想いで行動できやりがいを感じる
理想や夢、将来的なプランを描くことができ、無限の可能性を感じることができる
築き上げた人脈、スキルはすべて自分のものになる
定年なし
会社の人間関係、やりたくない仕事などのストレスからの解放
<デメリット>
毎月の定期収入でなくなるため、生活が不安定になる場合も想定される
社会保険・雇用保険・有給休暇など会社依存で保証されていたものが無くなる
家族の理解がないと気持ち的にも厳しい
肩書・会社による信用は無くなり、バックボーンは使えない
下手すると、長時間労働?
初期投資が回収できないなどおリスク、不安を背負う
・・・あとは、あまり思いつかない!
自分にとってはメリットの方が大きい?
起業をするために必要なこと
まずは、起業アイデア出し、練っていくことから始める。
初期段階
自分の市場価値・自分の棚卸をする!
情勢・ニーズ・戦える市場かしっかり分析をする!
無料セミナーなどで、事例研究、人脈をつくることを同時進行で、自分の起業アイデアを膨らませていく。
起業アイデアを練る
ラフスケッチから、本格的事業計画書づくりへ
最初から作りこまないで、できれば複数のプランを作成してみる
事業計画は大事。損益分岐点、および黒字化のめどがつくまで。別の手法はないか、効率化できるところはないか、コストを削減できないか、シミュレーションし、これなやられる!そして「やってみたいと心から思う」ことができれば準備段階へ入る
準備段階に入る
具体的なプランと具体的な数値計画をたて、スケジュール化をする。
事業支援、補助金申請などの窓口へ、相談するためのプレゼンテーション資料に落とし込む
必要手続き
個人事業にするか法人事業にするかにより違いはあるので、具体的に決まった段階で確認しましょう。
法人登記
印鑑登録
屋号作成
ビジネス拠点を定める(住所)
登記簿の作成
事業領域の策定
事業計画書
代表の名刺
営業手法と媒体準備(PR媒体・広告など)
起業・開業の報告と周知
知っておくべき資金調達の方法
制度融資:自治体による融資のしくみを活用する
日本政策金融公庫:支援メニューもあるのであわせて確認し活用する
マル経融資:起業してしばらくたってから利用できる制度
クラウドファンディング:ニーズを把握するために、実際に仕入れを行う前に告知できるため、リスク軽減もできる。以前のセミナー内容参照
NPOバンク:信用金庫など地域の金融機関と連携して「世の中のため」をめざす事業へ出資者からお金を集めて融資する
補助金・助成金:自治体により、様々な補助金・助成金があるので活用できるものは活用しましょう。現在、IT導入補助金もあるので使わない手はないです。
詳しくは、起業支援団体で確認することができます。ただ、いつ振り込まれるのかまで確認をしましょう。必要な時に間に合わない場合もあるようです。
同時に勉強しておくべき「知識」
規模により、要・不必要がありますが、知っていて損はしないので、同時に勉強しましょう。
人を雇うなら、労働基準法や社会保険(雇用保険・年金・介護保険)、労災
会社運営に必要な、税法、民法、会計、財務知識
書類として、定款、契約書の巻き方、就業規則、規約など
事業をはじめて忙しい中では、なかなか学習時間も取れなくなるので、起業する前から勉強をはじめておきましょう
まとめ
この間、起業家セミナーなどで学んだ起業までに必要と思われる考え方や学ぶべき知識について外枠にはなりますがまとめました。
今後、ひとつひとつ具体的な内容も解説していき、女性でも起業できるんだという自信と勇気がもてるような発信をしていきたいと考えています。(なので、つづく)